事例紹介CASE STUDY

実際の事例を、お客様の声を交えて
具体的にご紹介します。

V字回復

3年間でV字回復に成功しました 製造業 A社様の場合
V字回復成功グラフ

3年前 経営計画を立てずに経営していた日々

私たちは、年商1億5000万円程の製造業を営んでおりました。スタッフは、15名。会社のことを自分ごとの様に考えてくれるスタッフたちです。経営計画を立てずに長年歩んで来た会社ですので、売上の分類やキャッシュフローなど、課題を掘り下げて考えることをせず、私は経営しておりました。

売上の大半を頼っていたA社の倒産

リーマンショックの影響でしょうか、売上が徐々に落ちていきました。この時期は周りの企業も良い話を聞かなかったので、みんな同じなのだと感じていました。そのため、売上の大半をA社の受注に頼り、得意先を広げる努力もしませんでした。まさか、この後、こんなことになるとは...さらに事態は悪化します。まさかのA社の倒産でした。昔からの習慣で、入金も言われるがままの状態にしていた為、資金繰りがとても大変になりました。

2年前 クイック・ワーカーとの出会い

こんな時に一番頼りになったのが、クイック・ワーカーさんです。的確に改善ポイントを2つご指摘頂きました。一つ目の改善点は、年間計画で利益とキャッシュを見ること。つまり、どれだけの売上があれば、キャッシュがまわるのか。それを試算しました。二つ目の改善点は、5年以内の行動目標を立てること。目標を立てなければ、これからの将来が見えません。あたりまえのことなのに、できていませんでした。

1年前 社員全員が一致団結

会社全体が、一致団結して改善に取り組む様になりました。風土がかわってきました。社員全員が、会社のファンであり、営業マンになってきました。さらに、新たな取引先を増やしていくことに集中しました。

現在 先を見通した経営をMAS監査を通してとりくむ

V字回復に向けて頑張っています。現在は月売上1000万を超えるところまで戻りました。一時は社員7名となりましたが13名まで呼び戻すことができました。ここまでの期間は本当に苦しかったですが、MAS監査で目標を作り絶対社員を呼び戻す!その思いで頑張った結果だと思います。改めて目標を作ること、リスクを予見すること、社員に状況をしっかりつたえることの必要性を実感しています。

事業承継

積極的な事業承継で成功しました 製造業 B社様の場合

しっかりした引き継ぎができないまま、事業承継

現在の社長が立ち上げた製造業の会社で10年前から長男である常務が会社に入り事業を引き継いでいました。仕事の内容はほぼ引き継ぎが終わり任せられる状態でしたが、財務面や組織管理などの引き継ぎができていませんでした。

どのように事業承継すれば良いのか、悩んでいた

社長の頭の中では昔から長年の経験と勘でわかっている部分も大きく、そのことを常務に具体的にどうやって伝えていくべきか悩んでいました。また社長が今までできてきたことでも、これからの時代は明確なビジョンをもち計画に落としリスク管理していく必要がありました。

クイック・ワーカーとの出会い

そんなときセミナーでクイック・ワーカーと出会い、MAS契約の中で後継者への財務育成を依頼することとなりました。常務に自計化を通じ会社の数字を理解してもらい資金繰りの必要性や計画を通じ財務面からの会社の改善を考えていける状況になりました。それからは、社員と共に会社の課題を解決する会議を開始しました。

積極的な事業継承を行い、体制づくりを試みる

社長は会社の経営を自分自身が元気なうちに常務にバトンタッチしなければと思って実行し、いつでも何があっても常務が経営を社長に頼らずやっていける体制づくりを現在見守りつつ教えている状況になりました。

組織会議

徹底した組織会議で成功しました C社様の場合

「将軍の日」に参加し、目標を可視化

私自身の中では会社経営の理念や目標もありましたが、漠然としていて可視化できていませんでした。しかしクイック・ワーカーの「将軍の日」5カ年計画立案セミナーに参加して、すべきことがみえてきました。そして一人で考えるのではなく、社員の意識改善で会社がかわっていくことに気づき、経営会議を始めることにしました。

会議を重ねることで、目標と実際のギャップが明確に

クイック・ワーカー小林さんが司会進行する中、毎月開始して1年半が経ちました。漠然としていたことを言葉や数字におきかえ発表していくと、社員から意見がでるようになりました。現状のままではいけない。会議の中で社員が実感し会社全体で何をしなければいけないという危機感が明確になり、それにむかって行動していくことができました。またそれを会議の中で検証していくことで目標と実際のギャップも明確になりました。

数字をオープンにすることで、社員の危機意識が高まった

私が決意したことは数字をオープンにするということでした。その結果、会社全体での数字の見方、理念をとおして会社のあるべき姿が全員に浸透しました。危機意識がさらにまして足元をしっかり固め、それだけではだめだから新しいことをとりいれようという流れが社員から湧き上がってきたのです。

会議を通して、社員の成長を実感

社員からの声は「真実がわかった。現状が厳しいといってもただ厳しいというより数値が明確になり、財務の理屈も理解できる。運営することの厳しさ、大切さが理解できる。」私はMAS会議を通じ毎月社員の成長を実感しています。